ハンドルステムに斜ウス固定式を採用しており、かつハンドル部の取付が必要な車種について、下記3点につき、補足いたします。
1) ハンドル部取付けの際、ワイヤの取り回し(ワイヤねじれていないか、等)を確認して下さい。
ワイヤがねじれた状態でハンドル部を取り付けると、ブレーキ等が正常に作動しないことがあり、大変危険です。
ワイヤがねじれていると、ワイヤの長さが不足し、ハンドル部取付けが困難になります。
ワイヤが正常な状態であれば、ワイヤは十分な長さを確保でき、スムーズにハンドル部を取り付けることができます。
ワイヤがねじれている状態。この状態だとワイヤ長が短くなり、ハンドル部の取付が困難または取り付けが出来ない場合があります。
ワイヤが正常な(ねじれていない)状態。それぞれのワイヤがねじれて交差することがなく、ハンドル部をスムーズに取り付けることが出来ます。
2) ハンドルステム下部の斜ウスにかぶせてある黒い保護キャップを外し、ハンドル部を取付けてください。
保護キャップを取付けている状態では、ハンドル部を正常に取り付けることが出来ません。
保護キャップは、運送時に部品や車体を傷から守るためのものであり、取り外した後は使用しません。
保護キャップ装着時。斜ウス、ボルトやナットが見えません。
保護キャップ取り外し時。斜ウス、ボルトやナットが見えています。
3) フロントフォーク、タイヤの位置を確認し、ハンドル部を挿入してください。
フロントフォークの向きが前後逆のままハンドル部の取付を行うと、正常な機能を発揮できず、大変危険です。
誤った取り付け
(Vブレーキ位置が後方)
正常(ブレーキ位置が前方)
※ディスクブレーキ搭載車はローターが左側に位置するようにします。